沿革
沿革
1926年12月 | 宮城長五郎(検事、後の司法大臣)、協力者の藤井恵照(教誨師)の両氏によって起訴猶予者と執行猶予者を対象に、東京芝区(現港区)田村町に創設される。 |
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1937年4月 | 西早稲田に支部を設置。 |
1945年3月 | 本部を西早稲田に統合。 |
1950年5月 | 更生緊急保護法の規定により、更生保護会として、法務大臣認可を受ける。 |
1980年2月 | 西早稲田市街地再開発事業が、早稲田大学の呼び掛けにより発足。当会は関係権利者として参画。 |
1990年3月 | 事業進捗に伴い、業務を一時休止。 |
1994年1月 | 新施設竣工により、業務再開。 |
1996年4月 | 更生保護事業法施行に伴い「財団法人」から「更生保護法人」に法人名を変更。 |
更新会は、早稲田大学西早稲田ビルの中に位置する、全国でも初めての都市型更生保護施設です。建設に当たっては、同大学をはじめ多くの方々のご理解とご協力によって完成しました。
そして、早稲田大学のご協力より、矯正及び更生保護に関する共同研究を進めています。
早稲田大学との連携
更新会は、現在の施設が再建されるに当たって早稲田大学の深いご理解とご協力をいただき、また、新施設運営の基本構想の中には「早稲田大学における刑事政策に関する学問的研究に寄与すること」が掲げられました。
そのような経緯から1996年に学生が主体となって「第1回早稲田更生保護展」が開催され、以後、早稲田大学犯罪と非行に関する研究会(WCCD)(会長石川正興法学部教授)、更生保護法人「更新会」(古畑恒雄理事長)及び早稲田更生保護研究会(神谷尚男会長)等の共催により「早稲田矯正保護展」(第8回に名称変更)が毎年課題を定めて開催され、多くの学生と関係者が参加して今日に至っています。